最近投資が流行っていて自分もチャレンジしてみたい!
もっと資産を増やして生活にゆとりを持ちたい!
でも口座に残っているのは必要な生活防衛費にも満たない・・・
家計をやりくりして少しずつでも貯金してるけど全然貯まらない・・・
なんて方におススメなのがスライド貯金です!
貯金ゼロ・手取り16万円だった私が10年で総資産1,500万円を築いた第一歩がスライド貯金です。
1年を11ヶ月で過ごすことで1ヶ月分のお給料をまるまる貯金する方法です。
このスライド貯金は聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
やり方は様々あるのですが、実際に私がやっている方法をご紹介します!
一緒にゆとりある生活を目指しましょう〜!
【説明の前に】
お金に関する悩みは人それぞれあると思います。
私もたくさん悩みましたし、今も悩んでいます。
・なかなか貯金できない
・今より貯金を増やして投資や副業を安心して始めたい
・運用資金を増やしたい
などのお悩みがある方々に、ズボラな管理でも貯金できる方法をご紹介します。
私自身が、毎月の貯金が難しい、細かい管理で疲れてしまう、と悩んだ時に
「無理なく年単位、万単位でいくら貯金できたか管理しよう!」
と始めたやり方を説明していきます。
私のやり方はあくまでも簡単に、細かい金額は気にせずざっくりとした管理でいいので、1年の終わりに「約〇〇万円貯金できた!」ということを実現するための方法です。
支払い方法が現金、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済、口座振替、、、など、いずれにしても何かを購入した日、自動設定している引き落とし日などを「お金が出て行った日」として管理します。
クレジットカードで購入した場合はカードの引き落とし日にお金が出て行ったことにしたい、というようにきっちり口座の入出金や家計簿を細かく管理されたい方には向いていないかもしれません。
なぜなら家賃・ローンなどの固定費やカードの引き落とし日まで、11ヶ月に調整できないからです。
そもそも家計を管理せず、口座に残っている金額を全部使ってしまう・・・
という方はスライド貯金をいきなり始める前に、
まず家計簿をつけてご自身や家庭の収支を見える化しましょう!
1.スライド貯金のやり方
スライド貯金を初めて耳にした方には「???」と感じるかもしれません。
また、スライド貯金自体は知っているけどやり方がよくわからない・・・という方もいるかもしれません。
スライド貯金はちょっとした工夫は必要ですが、一手間で1ヶ月分のお給料を貯めることができます!
①1年を11ヶ月に分割する
②お給料日と分割した月を紐づける
③設定した日数で毎月の家計管理する
①1年を11ヶ月に分割する
1年は12ヶ月、ひと月は30日ほどですが、
1年を11ヶ月、ひと月を33日ほどに設定します。
〈分割例〉
エクセルの関数を使えば簡単に各月の日数を調整できますが、エクセルを触ったことないよーって方はカレンダーを見ながらアナログで日数をカウントすればOKです!
毎月の日数は多少ずれても1年を11ヶ月で過ごせば問題ないので、分割していく中で「あれ?ひと月が30日未満なってるぞ・・・」
なんて月が出てきたら、そこはラッキー月としてそのままにしておけばOKです ⏪ズボラポイント
スライド貯金はこの1年の分割、後ほど説明するお給料日の紐付けに手間はかかりますが、この一手間で貯金できるようになります!一緒にがんばって設定していきましょう!
ちなみに1年のスタート月、1か月目の初日はいつに設定しても大丈夫です。
家計管理が毎年1月スタートの方は1月1日〜、4月スタートの方は4月1日〜1年を11分割すればOK!
1ヶ月目の初日も1日じゃなくてよいです。
25日スタートがよければ、そこから約33日ずつひと月を設定すればよいです。
〈25日スタートの例〉
1年を11ヶ月に分割できたら、次はいつのお給料で各月のやりくりするか?を決めます。
②お給料日と分割した月を紐づける
わたしは元々前月25日に振り込まれるお給料で当月の家計を管理するスタイルだったので、スライド貯金を始める際は、12月25日に振り込まれるお給料で1月1日〜2月3日まで生活するように設定しました。
〈お給料日と11ヶ月の割り振り〉
この例でいくと、11月25日に振り込まれるお給料をそのまま貯金できます!
③設定した日数で毎月の家計を管理する
1年を11分割してお給料日の紐付けができたら、設定した日数で毎月の家計を管理していきましょう!
たったこれだけで、1ヶ月分のお給料を残すことができます!
どうやって11ヶ月にするの?
と疑問が出てくる方もいらっしゃるかもしれません。
ですがズボラな私はそこまで細かい管理はしませんでした。
じゃあどうやって出費を管理したかというと、使った日=お金が出ていった日としています。
④出費の管理方法
使った日=お金が出ていった日
どうやって管理するの?
これまた単純です。
クレジットカードや電子マネーなどで購入しても、購入日=お金が出て行った日として管理するだけです。⏪ズボラポイント
〈とある日の支出内訳〉
上記の例だと、この日に11,200円が出ていったことにしています。
どのような支払方法であろうが、お金を使った日=お金が出ていった日としています。
この支払方法だと口座から出て行くのは○日だから・・・
とやり始めるとお金の管理に負担に感じて、そもそもの管理をしなくなってしまうのでこのやり方をしています。
なので口座の残高と入出金は照合していません。
家計簿上、この1年で貯金できたであろう金額と、1年前で口座に増えている金額が大体あっていればOKとしています ⏪ズボラポイント
「毎月の手取りの20%は貯金しましょう」と紹介されている記事も多くありますが、
例えば手取り16万円で毎月約3万円を貯金するのってかなり苦しいですよね。
家賃の支払いなどもあると、お住まいの地域によっては月1〜2万円貯金できれば・・・!
という方もいると思います。
私も当初一人暮らしで手取り16万円、住宅補助などはありませんでした。
でも、手取り16万円でも毎月1万の貯金に加えてスライド貯金をすれば、
毎月1万円×12ヶ月+16万円=28万円の貯金ができるのです!
生活費を切り詰めて毎月2万円×12ヶ月=24万円貯金するより、結果的に楽だと思いませんか?
2.細かいことは気にしないズボラポイント
・ひと月は厳密に33日じゃなくてもOK
・使った日だけ意識すればOK
・貯金できた額は大体あっていればOK
①固定費と流動費を分けない
固定費をわけないと家賃支払いなど月2回発生し、マイナスの月が出てきます。
ですが気にしません。1年の終わりには1ヶ月分のお給料に手をつけずに残せるからです!
スライド貯金をする部分、通常のカレンダーで管理する部分、と分けてしまうと何が何だかわからなくなってしまうためです。できるだけ楽に管理したいので、固定費と流動費は分けていません!
その通りです。
引き落とし日にもよりますが、家賃だけでなく光熱費や通信費など固定費の支払いが2回発生する月は必ずあります。ただ年末には1ヶ月分のお給料を貯金に回せるので、多少赤字になったとしても気にしません!(私は家賃支払いが2回ある月だけは頑張って切り詰めてできるだけマイナス額を減らし増した)
〈1年の収支イメージ〉
②支出も細かい単位で管理しなくて良い
この1年でいくら貯金できたか?は管理上の数字と実際の残高増額がざっくり合っていればOK、と伝えましたが、支出も同じくざっくり管理で大丈夫です。
会社の会計では1円たりとも差が出ないように管理が必要ですが、個人で管理するうえで1円単位の管理は不要!心配なら支出を切り上げておけば間違いないです。
例えば2,346円の支払いは2,350円や2,400円に丸めてしまえばOKです!
〈とある月の収支〉
3.慣れてきたら+アルファのおすすめ方法
まずは1年スライド貯金をやってみましょう。
貯金したい方だけでなく、運用資金を増やしたい方にもおすすめです。
1ヶ月分のお給料で投資信託や株の買い増しができます!
更に慣れてきたら、スライド貯金だけでなく+アルファの工夫でもっと資金が増やせます。
①毎月先取り貯金もする
どうしても毎月あるだけ使ってしまう方は、1万円でも先取り貯金をしていけば11万円+1ヶ月分のお給料を貯められます!
②1年を10か月に分割する
正直、これはひと月を約36日で生活することになるのでかなり苦しいです。
実際にやってみましたが2年で挫折しました。苦笑
ただし2ヶ月分のお給料を確保できます!
派遣社員や契約社員の方は1年を10ヶ月で過ごせば、年2回自分ボーナスを作ることができます。
(私はこのボーナスの感覚を味わいたくて1年10ヶ月生活をしていましたw)
ここまでズボラなスライド貯金のやり方を説明してきました。
実際に家計簿をつけるとき、エクセルなどを利用してご自身の使いやすい家計簿を独自に作られている方は、すぐにでもこのスライド貯金を始めることができます。
ただ、家計簿付けるのってなんだかんだ手間なのでアプリを使っている方も多いのではないでしょうか?
実際、私も無料アプリを使っています。
アプリだと1年を11か月に分割できない・・・
と思われるかも入れませんが、そんなことはありません!
無料アプリでスライド貯金をやったみたので、別記事でご紹介しますね(鋭意作成中)。
※ 私が知らないだけで世の中にスライド貯金対応のアプリがあったらごめんなさい
ご存じ方は是非教えてください!
他にも無理のない範囲で節約、ちょっとしたお小遣い稼ぎやポイ活など、できることはたくさんあります!実践中ものは順次ご紹介していきますね。